杉並区政・東京都政

少数会派からの議員定数削減提案は自殺行為

10月29日付で、無所属の堀部やすし議員とみんなの党の横田政直議員から、「議員定数の削減」の提案と協力依頼の文書が全議員のポストに入っていました。

改選次期が近づくと、毎回議員定数削減提案がなされ、区民の一部からはかならず支持されてきました。

上記文書では、議員定数削減を提案する理由を第1に、国民健康保険などで低所得者に負担を強いることになるから議員も身を削るべき。第2に、少数意見の排除は旧態依然とした議会運営や選挙制度にあり、区議選は大選挙区なのでまだまだ削減の余地はある。第3に、通信手段が進歩した今、議員定数削減に伴う弊害は大きく減少している。以上の3点です。

低所得者に負担を強いるから議員定数削減というのは、日頃論理的な堀部議員とは思えない議論でした。長きにわたる自民党政治が帰結した「格差社会」に対する民意が、政権交代を生み出した今、これ以上低所得者への負担を避けるのが、求められている政治の方向です。議員定数削減は、「議員も身を削るのだから、負担を強いることを認めてくれ」と、負担増の口実にされることになります。

少数意見の排除は、古い議会運営や選挙制度にあるというのは一理あります。だからといって、議員定数削減によって無所属や少数会派が選挙戦で厳しさを増すことを否定することにはなりません。貴重な少数意見を代弁する人は組織や団体を持たないものが多く、定数が減ればそれだけ選ばれにくくなることは明らかです。

「インターネットなどが発達して区民の政治参加の機会も増えているから少数意見の排除はない」と述べています。しかしわが国では韓国などと違いネット世界の動向が必ずしも投票行動と結びついていないこと、ネット世論が全体世論と必ずしも一致していないことなど、まだまだ課題は残されています。

住民からの議員定数削減を求める声は、それこそ「旧態依然たる議会運営」や利権と結びつき、住民の現実とかけかなれた議員の実態が原因です。その温床である多数会派による密室の幹事長会政治、住民知らないところで議会運営を決めているあり方を変えるためにも、少数会派を排除する定数削減に反対すべきだと考えます。

お二人は、2002年以降、杉並では定数が変わっていないというのを理由にしていますが、杉並区議会では、他の自治体に先んじて58名から54名、52名、48名と削減してきた経過があります。住民1万人に一人という法定数から見ても、現在人口54万からさらに増え続けている現状では、48人で決して多すぎることはありません。

戦後世代、団塊世代に対し団塊jジュニアが台頭してきた世代交代期、新旧世代が激突するかつてない激しい選挙戦が予想されています。区民受けを狙う安易な定数削減ではなく、真の議会改革を実現するためにも、少数会派の意地をみせてやりたいと意を決しているところです。

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けしばの決算委員会最後の質問予定が一日延ばされました

 決算委員会は今日で5日目、最後の教育・都市環境の款に入りました。私の質問時間は午後4時半過ぎで、今日の質問者のしんがりでした。午後に入り、委員会の進行が。予定より30分以上遅れていることがわかりました。田中区長就任以降、議会での理事者の答弁が傾向的に丁寧になり、区長自ら答弁に立つことも多くなりました。そのため、議事進行がこれまで通りに進まなくなったためです。午後すぎてから、議会事務局が、今日最後に質問予定の一人会派4名に、「質問が明日になるかもしれない」と通告に来ました。

 私は、今日4時半に傍聴を呼びかけていた方が何人かいるので、私の質問予定が今日なのか、明日になるのか、決めてくれと要請したところ、明日の一番手か2番手になるとの回答をえました。取り急ぎ携帯で連絡つく方には、明日に延びたことを伝えました。連絡が取れず議会まで来てしまった方がいて、大変申し訳ない結果になりました。明日は10時からの一番手です。質問項目は、①京王線高架化に伴うまちづくりに関するオープンハウスについて、②つくる会教科書と教育委員会のあり方について、③時間があれば小中一貫教育を取り上げる予定です。傍聴者がいることで担当課の安易な答弁を抑えることができます。ぜひお出かけ下さい。

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本会議区長答弁から、私たちの念願が一部実現に!

◎前区長の独断的区政運営から転換!
★区民の意見が二つに分れた減税自治体構想は凍結!
★住民・議会・職員の意見に耳を傾けた区政運営に努める


◎学校現場の意見を聞き、豊かな教育環境の整備を!       

★小中学校全校にクーラー設置
★教育委員会の役割は、教育環境の整備にあり、法に基づき中立・公正に(つくる会教科書は来年廃止へ)
★師範館は今期募集で中止。                  ★教育憲章は制定の是非を検討(制定を見送り)
★図書館全館の指定管理者導入は、慎重に対応
◎区の最大の役割は、区民福祉の向上!
★外環路の必要性は認めるが、外環その2にについては不要。
…などが示されました。
保育園、区立幼稚園の子供園化など課題は残っています。

「新しい公共」「杉並版事業仕分け」などは、民主党政権の進める政策との関係から、その方向は注視しなければなりません。

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高齢者不明問題に、区の責任で事態把握と対策を求めました

9月10日、田中区長初の定例会に一般質問に立ち、①区長の所信、②高齢者不明事件、③大量無効票問題、④外環道路について、質問しました。高齢者不明問題は、自治体が、困難を抱えた高齢者の実態を全く把握していないことが大きな課題です。区の責任で実態把握と対策に努め、生活保護制度など施策の柔軟な適用を求めました。

(中継録画がインターネットで配信されており、杉並区議会ホームページのトップから検索できます)

驚いたのは、前区長の時と違い、区長部局の答弁が、準備した質問には実に丁寧に答えたことです。区長が変わるとこうも違うのかと思いました。

それと異なり、与党退職議員の天下り先である選挙管理員会の答弁は、無効票を出したことへの反省の色もなく、責任を免れるための言い訳に終始しました。2度と繰替えさないために、行政委員会の在り方含め、決算委員会でさらに追及しなければなりません。

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30日臨時会教育委員2名の人事案が事前に明らかに

本日、議会事務局を通じて、30日(金)の臨時議会で提案される教育委員2名の人事案が明らかにされました。

山田前区長は、教育委員などの重要人事は、幹事長会派には事前に打診しながら、私たち野党少数会派には議案になる前は知らせませんでした。

今回のやり方で田中新区政の姿勢がわかり一安心しました。

一人は、對馬初音(つしまはつね)さん。49歳。杉並第5小学校PTA会長、現在天沼小学校評議委員、学校図書館の司書を務め、PTA関係者や図書館関係者の評判の良い方で一安心。

もう一方は、田中奈那子(たなかななこ)さん。私と同じ団塊世代。井荻小学校PTA会長、荻窪中学校PTA会長、豊多摩高校PTA会長を歴任、現在荻窪中学校学校運営協議会会長職務代理を勤めるベテラン。

問題は、山田区長が、「つくる会」教科書を採択するために任命した大蔵委員長と宮坂委員の今後です。「勝共連合」との深い関わり、政治的団体の役員を勤めてきた大蔵委員は、本来教育委員を辞すべきところ、山田前区長の後ろ盾があって居座ってきた経過があります。

区長が替わった今、潔く辞職するのが誠実なあり方です。今も居座る2名は、区長が解任する議案を出し、ただちに辞めさせるべきではないかと、田中区長の姿勢を質します。

傍聴席から応援下さい。

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7月30日臨時議会が招集されました。傍聴をお願いします。

Photo (写真は事務所前においた植木鉢です!(^^)!)

区長選で田中良さんが勝利し、区長就任後初の臨時区議会が招集されました。

議題はの人事案件で、安本委員の任期が切れて空席になった1名を埋める人事です。

山田区政の転換を掲げて当選した田中区政が、真っ先に手をつけなければならないのは、会の立て直しです。山田区長によって「つくる会」教科書を採択するために選ばれた大蔵委員長と宮坂委員は、即刻解任し新たな選任が求められています。

今回の人事案件は田中区政が教育の公正・中立を公約にした以上、それにふさわしい人物が選ばれなければなりません。そこに注目し、当日提案者たる区長の姿勢を質します。

7月30日午後1時、本会議を傍聴ください。

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